消費者には様々な権利がある。ただし、その権利はただ事態を傍観していると自然に与えられるといった性質のものではないので、消費者の権利を守るために自発的に闘ったり努力したりすることが消費者の責務だと考えられるようになってきている。消費者も積極的にリスク・コミュニケーションに参加しなくてはならない、とも言われる。
人に必要なエネルギーは食品中の蛋白質、脂肪、炭水化物の3大栄養素によって供給されている。3大栄養素の頭文字P、F、Cをとり、各エネルギーの比をPFCエネルギー比と言い、適正比率はP:12~13%、F:20~30%、C:57~68%といわれているが、日本人の食生活は現在のところ、ほぼこの適正比率の範囲に入っており、世界一長寿の秘訣なのかも知れないと考えられている。
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ただし日本でも最近欧米型の食生活に近づいており、肉食が増えているのが懸念されてもいる。欧米では肉食中心で、脂肪比率が非常に高く、PFCエネルギーバランスが悪く、肥満や心臓病が多いのである。また、動脈硬化の増加につながっているとも考えられている。これ以上洋食に傾かないように気をつけたいものである、とも言われる。
生活習慣病の中で最も恐ろしいのは癌であるが、医学的な疫学調査によると、食事の影響が35%、タバコの影響が30%、職業の影響が4%、飲酒の影響が3%などとなっており、食事の影響が一番大きい。