ロマン主義におけるように創造の契機となる高尚な廃墟趣味も存在しうるし、敷地外の一般公道などから廃墟の外観を眺めるだけであれば違法行為に当たらないが、興味本位な廃墟マニアの中には、単なる好奇心から法を犯したり、危険な行為や迷惑行為をして、問題となることもしばしばある。
通常、廃墟とはいえ土地・建物には所有者が存在するため、無断で廃墟の敷地内に立ち入った場合、不法侵入であり、刑事罰の対象にもなる(休業中のホテルや施設の場合、休業中であってもセキュリティが掛かっている場合がある)。また、住民がいる、会社があるなど現役であるにもかかわらず、建物が古びて廃墟のようだという理由で近代建築に侵入し撮影などをする場合があるが、これも不法侵入である。
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廃墟の内部に残っている備品を無断で持ち去る行為は、窃盗罪または遺失物横領罪が適用されることがある。(管理されている物件や差し押さえられている物件の場合、パンフレットなど通常は自由に持ち帰ることができる物を持ち出した場合も窃盗にあたることに留意する必要がある。)
廃墟では、地盤や建物が一見、耐久性に問題がないようであっても崩壊するおそれがあり、危険な状態の場所もある(特に鉄骨の構造物は注意が必要)。
不潔な状態になっている場合もあり、古釘を踏み抜いたり、転倒などでけがを負った場合、破傷風などの病気にかかるおそれもある。